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かっこいい最期にしたい! [介護]

オババは泣く。
寂しいと言っては泣く。
施設の職員が冷たいと言っては泣く。
認知が進んでいる恐怖に泣く。

数年前に逝ってしまったオジジは、まったく反対。
見舞いに行くたびに満面の笑みで迎えてくれた。
時には、戦争中のジジの体験を話してくれる。
ジジがモテた自慢話さえ、笑って聞けた。

ジジは、職員の人たちにも笑顔や、時にはジョークを振りまいていた。
見舞いに行った私や、介護している職員は、逆にジジに癒されていた。

ジジはガンだった。だから、苦痛はすごかった。
歩くことさえできなかった。
モルヒネ投与されてボーっとなるまで、ジジはジョークを言い続けた。

病院にいた職員の人たちがつくってくれた花道を、ジジの亡骸は通り過ぎて行った。
ジジ、みんなに愛されていた。

自分がオババの状態になったら、やはり泣くのだろうか。
できないことばかりに目を向けて、暗い日々を送るのだろうか。

私は、オジジのようになりたい。
動けない、ときには苦痛をともなった毎日でも、
自分のために動いてくれる人たち、
できれば、まったく関係のない人たちにさえ感謝できる自分でいたい。
どんな状況にでも、相手のことを思いやれる人間でいたい。

それがきっと、その状況下の自分を一番救う方法だと思うから。
情けは人のためならずって、本当にそう思う。
自分のためなんだよな。

ジジ、かっこよかった。
オババ、どうか、そこに気付きますように。
そして、少しでも楽な気持ちで毎日が過ごせますように。
今のオババ、あまりにつらそう。

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