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かっこいい最期にしたい! [介護]

オババは泣く。
寂しいと言っては泣く。
施設の職員が冷たいと言っては泣く。
認知が進んでいる恐怖に泣く。

数年前に逝ってしまったオジジは、まったく反対。
見舞いに行くたびに満面の笑みで迎えてくれた。
時には、戦争中のジジの体験を話してくれる。
ジジがモテた自慢話さえ、笑って聞けた。

ジジは、職員の人たちにも笑顔や、時にはジョークを振りまいていた。
見舞いに行った私や、介護している職員は、逆にジジに癒されていた。

ジジはガンだった。だから、苦痛はすごかった。
歩くことさえできなかった。
モルヒネ投与されてボーっとなるまで、ジジはジョークを言い続けた。

病院にいた職員の人たちがつくってくれた花道を、ジジの亡骸は通り過ぎて行った。
ジジ、みんなに愛されていた。

自分がオババの状態になったら、やはり泣くのだろうか。
できないことばかりに目を向けて、暗い日々を送るのだろうか。

私は、オジジのようになりたい。
動けない、ときには苦痛をともなった毎日でも、
自分のために動いてくれる人たち、
できれば、まったく関係のない人たちにさえ感謝できる自分でいたい。
どんな状況にでも、相手のことを思いやれる人間でいたい。

それがきっと、その状況下の自分を一番救う方法だと思うから。
情けは人のためならずって、本当にそう思う。
自分のためなんだよな。

ジジ、かっこよかった。
オババ、どうか、そこに気付きますように。
そして、少しでも楽な気持ちで毎日が過ごせますように。
今のオババ、あまりにつらそう。

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コメント 4

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ぱらむ

分かります、その気持ち。
でも、問題は、女性が長生きするってこと。
頭がいかれてきても、体がもってしまう。
だから、男性の逝き方とはどうしても違ってしまうことが多い。

我が家で、父は若死に(良い思い出しかない)
母はといえば、今年92歳になる。
長生きの分、精神がだめで、とんでもない状態。

どっちがいいのか?といっても、選べないのが人生。
来たものを受け入れるしかない。

だから、走ろう(どういう論理か?)と思うこのごろです。

後悔の少ない老い方をしたいですね。
by ぱらむ (2012-01-03 20:31) 

todahi

○ぱらむさん
 たしかにオジジの場合は、オババがいてくれたのは大きいなと。
 女性のほうが一般的に長生きだし、年下の場合が多いから、
 女性はどうしても最後の一人になってしまいますよね。
 同じ頭がおかしくなってしまうのでも、
 かわいいおばあちゃんと、ただただ疲れるおばあちゃんがいるのはなんでなんだろうなって思います。
 自分の頭が自分の思い通りにいかなくなったとき、
 自分の笑顔が介護してくれる人に癒しになれるような、
 同じおかしくなるのでもそうなりたいな。
 でも、できればぽっくりがいいけどね。
 とにかく、やりたいことはやる、思いとどまらないで、
 毎日を大切に生きたいです。
by todahi (2012-01-05 05:25) 

ぱらむ

わたしが、文学部の学生だったころ読んだ本に、
人の老化、そして最後について、
「その人の、隠していたもっとも嫌な面が表出して、最後にきしみながら終わる・・・」とかなんとかあったような。
今の母をみていると、きしみにはいってるな・・・と思います、
嫌な面もいっぱい見せてくれました。
隠してることが多い(まじめっこ、ぶりっこ?)ほど、すさまじいぼけ方をするようです。
可愛くなるには、自分に正直に生きることが前提かもしれません。

by ぱらむ (2012-01-06 10:29) 

todahi

○ぱらむさん
 それ、かなり怖いですね。
 でも、わかる気がする。
 オジジとオババ比べても、オジジのほうがやりたいように生きていました。
 我慢するということは、本来あるべき姿ではないのかも。
 自分に正直には、自分のためだけでなく、
 ぼける前から、他人のためかもしれない。
 そういえば、裏表がないわかりやすい人のほうが、
 安心して付き合えるし、
 気を使ってもらえているのはわかるけど、居心地の悪い関係ってありますね。
 よけいなしがらみから解放されて、
 思いやりは忘れずに、自分らしく生きることができたらいいな。
by todahi (2012-01-06 19:38) 

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