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第5回 銀河ウルトラ100km 未完走記③ [ウルトラに挑戦]

豊沢湖だ♪
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このあと、トンネルがいくつか出没
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歩道が一段高くなっている。
車の往来が激しくなってきたので、
とりあえず歩道を走る。
意外に明るいじゃない
って思ったのもつかのま、
げっ、足元見えない。
前方に男性が。
車が通るたびに男性の靴の反射板が光る。

ゴツン!
左側の壁にぶつかった。
急に怖くなり、減速。
もう少し右を走ればいいんだけど、
段差が激しい歩道。
落ちるのが怖い。

ゴツン!
またぶつかる。

携帯のライトをつける。
しばらく足元が明るい。
でも数秒たつと、消えてしまう。
つけたり消えたり、
結構ロスするな。

車道に下りることにした。
スコーンが反射してわかりやすい。
最初からこうすればよかった。

これに気づいたのは、何個目かのトンネル。

関門通過。
関門としては、11時30分だけど、
私としては、ここを6時間36分(10時36分)が最低通過ラインだった。
そうじゃないと、残り9分ペースで走れなくなるから。
なのに、通過したのは、10時40分ごろ。
50km通過で、6時間47分。(10時47分)

絶望的だ。
脚がこのまま残っていれば可能だけど、
トイレに何回も駆け込むようだと、もうだめだ。

おなかは?
ああ、だめです。(涙)

でも、あきらめない。

ウルトラの本当に醍醐味、
つまり脚が出なくなって痛くなって、どうしようもなくなって、
そしてそこから復活して~っていうのをやりたい!

太陽はずいぶん高く上った。
チリチリ首の辺りが痛い。
日焼けだ。
けど、おなかが痛いせいなのか、
暑いとは感じない。
きっと暑かったんだと思う。
でもおなかが痛いときって、からだって寒くなるよね。

それでも首が痛いので、
エイドにつくたびに、おじさんに首に水をかけてもらう。
わ~、気持ちいい♪
やっぱり暑いんだ。
おなかが痛いからゾクゾクしているけど、暑かったんだ。

差し込まないときには抜きまくる。
抜きまくっているうちに再び一人旅。
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ああ、なんてきれいなコースなんだろう
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この辺りで、前方に蛇行して歩いている男性発見。
右側は車の往来が激しい。
危ない!

「いま、がんばれば、次の関門までいけますよ」
本当は「歩かなければ」って言いたかったんだけど…
「寝てました」
(歩きながらかい?
 あとで聞いたら、
 はるまさんも同じような感じだったらしい)

男性、関門通過もあきらめたらしい。
次でリタイヤするって。
次って、エイドか、関門かわからないけど。
お先に失礼させてもらった。

ここからが急坂の上り。
おなかが痛くならない前提で計算していたのはキロ10分。
歩く計算だった。
歩いていられない。
走るしかない。

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トコトコ走る。
走っているから歩いている人をごぼう抜き。
結果的にごぼう抜きだけど、
トロトロどうしなので、イメージは、いつのまにか前にいってたって感じ。

どんどん勾配がきつくなる。
どっちが速い?
早歩きと小走りjog。
いろいろ試してみる。
結果、小走りjogは同じところを何度も走っているような錯覚になり、
早歩きのほうが速い!
でも、早歩きは、脚の違うところに、意外に負担がかかる。
小走りjogに切り替える。

脚は元気みたいだ。
ちゃんということを聞いてくれている。

歩いている人を抜いていく。どんどん抜いていく。
でも時計は、それ以上にどんどん進んだ。
50km-55kmの急坂コースは、
トイレやエイド休憩を入れて50分。
走りとしては、10分ペース予定を8~9分ペースで追い上げた。
けど、トイレロスがあるから、結局、当初の予定どおり。(TT)

急坂のせいもあるけど、脚もここらで重くなってきた。

気晴らしに携帯していた200mlの野菜ジュースを飲む。
この紙パック、大正解かも。
小さいからウエストポーチに入るし、
ストローさせば、軽く握っていれば、振ってもこぼれないし。
なんといっても、ストローで飲むのは、走りながらできる!
それにおなかが痛いので、おにぎり程度しか食べなかったから、
もしかしてこれでガス欠を防げたかも。

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大御所のトンネル。
スコーン頼りに走ってはいるけど、やはり足元が怖い。
右側は車がバンバン通る。
想像していたトワイライトゾーンのような怖さはなかった。
ひたすら、足元が見えないのが怖い。

大きなトンネルを越えたあとは、ゆるい下り。
ここでいくらか挽回できた。
このコース、すごく景色が素敵だった。
写真を撮ったつもりが一枚もない。
なんということを~。

下りで気持ちよくて、一気にいっちゃったのかな。

レストステーション到着が13時10分
関門は13時40分だけど、
予定では、12時台にここを出ていたかった。

トン汁をいただき、トイレに行く。
記憶があやふやで、外のトイレだったのか、
中のトイレだったのかわからない。

預けていた荷物をもらおうとしたら、
私の番号がない!
袋がぶら下がっているはずなのに、
そこにあるのは、206×番、私のではない!

係りの人に探してもらう。
焦る。
そうでなくても、時間がないのに。
すごく待たされている感じ。
なかったらどうしよう。

コーラは売り切れ。
袋の中には、ストッパーと炭酸水、
そして200mlのジュースが入っている。

「あった、あった、ありました~」

どうやらゴール行きの塊の中に突っ込まれていた模様。

私が荷物をもらうより先にトン汁を食べたせいかも。
取りに来なかったと思われて、そっちにポイッて投げられちゃったのかも。

こんなことやりとりしているうちに、
レストステーション出たのは13時40分。

はるまさんともしかしたら、ニアミスだったかも。
すぐそこにはるまさんが座っていたのに、
私は荷物のことと、トイレで気づかなかったのかも。
惜しいことをした。
ここで気づいていたら、もっとがんばれたのに。

13時40分は、ここの関門時間。
関門時間に出たということは、次の関門まで、7分台で走らねばならないということ。

ああ、でも無情にも、やはりトイレに行く…。
もはや絶望的。

やだやだ、関門アウトなんてやだ~!

トロトロながらもごぼう抜き。

振り返ってみると、差し込んで減速したとき以外は
ぬきまくりだったな。
だから気持ちよかったんだろうな。

でも、さっきのがんばりとちょっと違う。
トイレに行かねばならなくなった時点で、
関門突破はムリと思った。

がんばれなくなった。
トロトロ走っているけど、がんばっていない。
歩いていないけど、さっきみたいにがんばれない。

14時20分 関門の時間。
私はそのとき、沢内バーデン(銀河高原ビール)の入り口だった。

道を迷ってしまう。
関門過ぎた時点で、案内のおじさんがいなくなった。
正しい道だったか定かではない状態で関門到着。
3分遅れ。

関門にいろんな方向から人がやってきた。
どの人が正しい道を走ったのだろう。
最短で来た人も合っていると思い込んでいるけど、それはまちがいだろ。

途中の道で収容車に拾われたほうがよかったかも。
関門では、時間を記入してもらえなかった。

早く着いた人も後からついた人も、
自己申告で、ゴール地点で認定証をもらう形。
なんか、とても情けなく、悲しい。

収容車に乗った。
乗ったけど、また乗り換えさせられた。

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関門アウトにならなかったら、走れたのか?
やっぱりトロトロ走りしかできなかったのか?
ひょっしてこの後は山の中だから、トイレで泣いたか?

収容直後は、正直ほっとしている自分も。
もう、走らないんだ。

でも数分もしないうちに、やはり悔しくて。
外で走っている人がうらやましくなった。
いいな、走れて。

80km過ぎの下りを走りたかった。
私は下りが好きだ。
下りだけは得意だ。
復活したかもしれない。

山の中の景色も見たかった。

90kmのお汁粉とアイスも食べたかった
(これ、在庫切れだったらしいけど、そのときはそんなこと知らないから)

隣に座った女の子としゃべりだす。
ああだこうだと。
jognoteやっているとか、ブログの話とか。
私のブログ名を言ったら驚かれた。

いつか載せた関門の表をコピーして、
みんなで研究したんだって!

あの表、一部間違っていて、あとで修正したんだけど、
修正後のを使ってくれたかな。

ああ、それにしても、奇遇。嬉しい。
彼女はジョグノートもやっているので、
リンク依頼した。

一度きりのつもりだった。
いわて銀河。
来年走るとしても、50kmのコースを試してみるつもりだった。

でもでも、
ウルトラの本当の醍醐味を味わう前に関門アウト。
脚が痛くなって、歩くしかないところまで、まだいっていない。
その後、復活するというのも、当然ながら体験していない。

やり残し感だらけ。

来年、リベンジ、たぶんすると思う。

おなかがすごく痛かったウルトラだけど、
脚は全然平気だった。

かみすがうらや東京マラソンの後半失速のほうが、
ずっとずっとつらかった。

あれが70km続くのかと思っていたから、
全然苦しくなかった。

ただ、私の脚力では、トイレロスを挽回できるほどの
スピードはなかった…。

結局、旅して終わったというイメージ。
苦しさはおなかだけ。
青い空、白い雲、車も人もいない道、
林道、湖、農家のじいちゃん、ばあちゃん、
エイドのおじさん、おばさん、
みんなローカルな感じで、あったかくて、すごく素敵。

一日思い切り遊んだなって、そんな感じ。

ひょっとして、気持ちいいところで強制終了させられたのかな。
そう思うことにしよう。

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コメント 11

すぅ

レストステーションで荷物が行方不明になっていた件・・・

ご自身で書いてあるように
『私が荷物をもらうより先にトン汁を食べたせいかも。
取りに来なかったと思われて、そっちにポイッて投げられちゃったのかも。』

・・・その通りだと思われますよ(^^);
ここでは選手が近づいてくるとナンバーカードを読み取って荷物を準備し、すぐに手渡しできるようにしています。なので、しばらく取りに来ない荷物は
必要なかったか?すでに用済みになったか?との判断されたんでしょうね、きっと。

教訓・・・すぐに食べ物に向かってはいけない!(笑)
by すぅ (2009-06-17 12:39) 

はるま

すぅさんと全く同じことをコメントしようと思ってました。
とりあえず、荷物を受け取り、袋を腕にぶら下げたまま、豚汁を食す。
これが正解だったかも。

それにしても、さすがは とだひさん。細かく計画練っていたんだね。
私は、初めてのときも、去年も今年も、行き当たりばったり。(^^;)


by はるま (2009-06-17 16:43) 

NA

とだひさん、改めてお疲れ様でした。
スタート直後からの腹痛は辛かったでしょうね・・
それでも70k越えをしたのですから、スゴイですよぉ~!!

それにしても途中壁にぶつかったりと一体どんなコースなのでしょう(笑)

by NA (2009-06-17 21:25) 

まさどん

いや~~、ステキなコースですね。
緑がとってもきれいだし、走っている人もチラホラ見えるだけですね。

そんな中で70km以上も走り続ける…う~~ん、至福なのか、大変なのか…?
でも、読んだ限りではお腹のことを別にすれば、やっぱり至福だったようですね。 これだけ頑張ったからこそ見えたものがきっとあるのでしょうね。同じ景色でも、車で来て見たのと、走り続けてきて見たのでは見えるものがきっと違うと思うんですよね。それは実際に走ってみなければわからないんでしょうね。
こんな事を想像しながら読ませて頂きました。本当にお疲れ様でした。そしてステキなご報告をありがとうございました。
by まさどん (2009-06-17 22:52) 

todahi

○すぅさん
 しかも、その前にトイレに行ったと思うんですよ。
 記憶が定かでないんですが。
 そうなると、決定的ですね。
 来年(たぶん出るかなぁ)は、すぐ袋に向かいます、トン汁でなく。(^^)

○はるまさん
 計画というより、作戦かなあ。
 ふだんの生活は行き当たりばったりで、とーちゃんにも怒られるし、
 ランもいきあたりばったりで、迷走ランになるし。
 バレーの試合とか、ランニングの大会に関しては、作戦練っているね。
 それも楽しいのだ。

○NAさん
 ちょっとびっくりなんですけど、自分では前の男性を追って、
 まっすぐ走っているつもりなのに、ゴン!って。
 方向感覚というか、バランス感覚が崩れるのかもしれないです。
 このコース、まじ、いいっすよ。

○まさどんさん
 そうなんです。すごく素敵で。
 たぶん、かすみがうらとか、ほかの大会も景色はいいんだと思うんですけど、
 人が多くて見えないというか。
 岩手の山々は、本当にすばらしかったですよ。
 ウルトラは、想像するよりはつらくないかも。
 たぶんみんなも、私と同じで
 フル後半の失速が70km続くんだと想像していると思うから。
by todahi (2009-06-18 08:40) 

海実子(みみこ)

お疲れ様でした。あ、疲れてないのか(笑)。
いろいろ思っても、やっぱり行ってよかったですね。
いろんな思いの詰まったウルトラですもんね。

最後の
>ひょっとして、気持ちいいところで強制終了させられたのかな。そう思うことにしよう。

これだなと思います。
そう、気持ち良いところで強制終了だったのかな。



by 海実子(みみこ) (2009-06-18 21:59) 

todahi

○海実ちゃん
 後にも先にも、一番つらかったのは、なぜか東京マラソンでした。
 だって3時間近く、まったくもって動けなくなったからね~。
 それでいて、タイムがよかったかというと、違うし。
 
 やっぱり体調がよけれは、距離に関係なく、楽しいんだと思います。

 残り27kmで、ドナドナが出現したかもしれないけど、
 ま、こういうのもいいかなと思います。
by todahi (2009-06-18 23:20) 

京丸

とだひさん、

ウルトラどうかな~と旅先でも思い起こしてました。残念だったねー(涙)。でもこれはきっと、また挑戦しなさいってことなんだと思う。

おなか以外は良いこと尽くしだったし、次はもっともっと楽しく走れるね!
by 京丸 (2009-06-19 09:18) 

みなみ

ホント、きれいな景色だね~。
お天気も良くて、青空が緑に映えてます。
こんなに外が明るいと、暗いトンネルの中はまさに「何も見えない」状態なんだろうね。
車がビュンビュン通っているなんてコワイ。
片側1車線はランナーのために空けてくれているの?

残り27kは「あとちょっと」っていう感覚だったのかな。
来年、ドナドナを味わいに、もう一度行ってみなくてはね!

by みなみ (2009-06-19 09:27) 

Ino

改めてお疲れ様~☆
初ウルトラ・・・いわて銀河を楽しんでもらえたようでよかった♪
コースは決して楽ではないので、どうかなって思ったけど、おなかが痛くて大変な思いをしたのにそれでも気に入ってもらえたと聞いて私が嬉しくなったりして。
あんなに上りばかりのコースなのに、上りの嫌いなとだひさんも私もまた走ろうと思っているんだから驚きだよね。
やっぱりこれは遠足なのかもね。
私は足の裏まで痛くなったので歩くのも辛かった。
今回エントリーしたけど、このレースが終わったらしばらく大会には出ないって決めていたんだ。
だからおじちゃんたちに「また来年も来るでしょ?」って聞かれた時、今までみたいに「は~い!」とは答えず「しばらく休むから数年後ね」って言ったんだ。
なのにとだひさんたちを見送ってから駅前ですぅさんとrikaちゃんとおしゃべりしている時にはすでに来年も出るって決めてた(笑)
何が魅力なのかといえば、私はやっぱりボランティアの方たちとの触れ合いかな。
でも一番は・・・仲間と一緒に出ているってことなんだろうな。
スタートくらいしか一緒にいられなくても、それまでの時間が楽しくて・・・
来年の銀河はもちろん、秋の24時間もいかが?
第一回だよ!(笑)
お待ちしてま~す♪
by Ino (2009-06-19 17:54) 

todahi

○京丸さん
 攣らなかったのが、脚ができてきたからなのか、
 今回限りのサプライズなのかわからないの。
 だから、本当は今回が、唯一の完走チャンスだったかもという気にもなるんだよね。
 来年も走りたいけど、今年みたいな気持ちは、味わえないんだよね。
 なんでも、やはり一番最初というのは、新鮮いいです。

○みなみちゃん
 トンネルはたしかに車の音でもびびりました。
 だから最初は一番左端の歩道で走ったんだけど、
 どうも壁にぶち当たってしまって。
 結局、車との境、スコーンを目安に走るのが、
 一番安全でした。
 そうなんです。ドナドナになってから20km以上なんて
 実際堪えられるのか、本当に復活はあるのかってことを
 確かめてみたかなったな。

○Inoちゃん
 24時間楽しそうだね。
 ただ、私はムリだわ。
 2泊3日は、1年に1回しかできないと思う。
 また、来年も銀河ウルトラは出たいと思うので、
 イノちゃんも走るのはやめないでね。
 一人でも減ったら、それだけですごく寂しい。
 銀河のコース、レースじゃないと、車はもっと走っているのかな。
 本当に素敵なコースで感激しました。(^^)
by todahi (2009-06-19 19:27) 

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